福岡県公立高校入試理科の傾向

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出題傾向


福岡県の公立高校入試問題は、生物・化学・地学・物理の均等に15点ずつ出題されています。(合計点60点配点)
また、実験・観察を中心に実験操作を含めて科学的な思考力・判断力・表現力を問う問題が広く出題されます。

さらに用語を問う問題や数値計算問題・文章による記述問題・作図問題が全体の9割を占め、各分野の基礎的理解と多様な表現力が必要になります。

今年は、観察の結果からわかることを考察する問題が出題されました。

年度別出題形式の割合

選択式

2022年17点 → 2023年13点 → 2024年6点
このように選択式の問題は年々減少傾向にあります。

用語・数値計算

2022年20点 → 2023年21点 → 2024年26点

文章による記述

2022年16点 → 2023年20点 → 2024年21点
このように用語・数値計算の問題及び文章による記述問題は年々増加傾向にあります。

グラフなどの作図

2022年7点 → 2023年6点 → 2024年7点

このように選択式の問題は年々減少傾向にあります。

攻略のポイント1:全体の80%を取るには

福岡県の理科の問題は

選択式で約10パーセント、
用語・数値計算で約45パーセント
文章による記述約35パーセント
グラフ・作図で約10パーセント

となっており、文章による記述は毎年10問程度出題されます。
今年は昨年に引き続き完答の選択式問題の割合が高くなり、また
文章の記述と合わせると全体の約80パーセントなっています。
入試までにきちんと対応できるようになっておきましょう。

攻略のポイント2:実験・観察に強くなる

実験・実験の手順や器具の扱い方は理由を含めて理解しましょう。
今後も出題が増える分野ですので、しっかり学習をしておきましょう。

開成館アカデミーでは、教科ごとに勉強の仕方を指導して、家庭学習が効率的にできるようにしています。さらに細かい学習アドバイスと徹底演習で、単なる知識の獲得だけではなく、実践的に問題が考察できる力を養っていきます。