中1英語の教科書内容は難しく多くなる
中学1年の英語教科書改定について
中1の教科書においては、
中1・2年次は現教材、中3から改訂版を使います。
そして、小学校の英単語は、既習済みとなりやったものとして授業が進みます。
単語数の推移
単語数をみると、これまで中学校の教科書で扱う単語は、1200語ですが、
新教科書では1600~1800語に増えます。
さらに小学校の分を足すと2500語を中学卒業までに覚えることになります。
中3卒業までに2500語を覚えなければならないということは、
これまでと比べ覚える量が倍になるということです。
中1.2の教科書は今まで通り、中3から改定の教科書を使う
中1の負担は大きいと言えます。
また、中1の教科書は、重要単元を別冊で配られるので、学校により
どれだけ別冊内容に触れられるかで学力は大きく変わります。
英語教科書の別冊内容
中1では過去進行形、中2では受動態、
中3では現在完了進行形、仮定法が加わります。
さらに、中1が高校入試受験の際には、新しくおりてきた単元が
出る可能性があります。
改訂された内容が文法問題で出る場合は、書き換え問題に、読解問題には
文中に新しい単元の表現が出ます。
このように、難化の一途をたどる中学英語ですので、学習を怠ると英語は中1後半で躓きます。
さらに今後は「聞く」と「話す」の力が必要になりますので、英語は毎日学習し、苦手項目を残さない努力が重要です。
高校入試英語のスピーキング
スピーキングに関しては、福岡県の場合高校入試にすぐに取り入れられるものではな
いと思います。
しかし、東京都の公立入試は、スピーキングが入るようになりました。
詳細は、「中3の11月の第4日曜から12月の第2日曜までの間に、スピーキングの試験を
受けに行き、その点数は入試当日の点数に加算される。」というものです。
今すぐではないとしても将来的に福岡県で実施されることがないとは言えません。
ただ、スピーキングばかりが強調されますが、入試に文法が出ないことはありません。
中学の問題がアクティビティになっても、問題ががらりと変わることはありえません。
中学での英語は何を勉強しておけばいいか
大切なのはなるべく下の学年から、きちんとした学習の習慣をつけるということです。
当塾では中1・2から受講した生徒は約90%が、
小学生から始めた生徒は、95%以上が、
中3までに偏差値60以上になります。
成績が上がる理由は、自分で調べ考えさせるからです。
現代は情報が多く手に入りやすい時代です。
先生が教えなくても自分で情報を検索し学習が出来る時代です。
まだ、学校は変わっていません。「教える先生の話を生徒が聞く」授業です。
しかし、これから教科書内容は変わっていきます。
自分で調べる・考える・自分の意見を相手にわかりやすく説明する・多くの情報の中なら自分に必要なものを見つける。このような時代です。
教えてもらうのを待っていても成績は上がりません。
今後の英語学習への対策
今後、入試が難易度を増すと、中間レベルがいない上位層と下位層に子どもの学力は分かれていきます。
しかし、その日の復習と単語を毎日日課にすることで、英語が苦手な人でもいい結果が臨めます。
英語の学習は音読が有効ですので、読む習慣をつけることが大事です。
単語の暗記も読むことから始めると、書くよりも多くの単語に触れることが出来ます。
効果的なのは、一度に目にする単語量を増やすことです。
よく、20語覚えたら次を・・・という覚え方をしている生徒がいますが、
前に覚えた単語を忘れてしまう可能性が高く非効率的です。
うろ覚えでも一日100語を毎日ローテーションしていくとかなりの量が短期間で暗記できます。
何度も目に触れることが暗記物を効果的に覚えるコツです。
飯塚市・嘉麻市・桂川町の小中学生を対象にした進学塾です。
開成館アカデミー
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