「なにが書いてあるかわからない」「何度読んでも頭に入ってこない」国語読解問題を得意にするには

国語の読解問題はなぜ苦手な子が多いか

家庭学習に対しての相談で、一番多いのが「国語の読解が苦手」というものです。

確かに、国語の読解力を鍛えれば、それ以外の教科の成績が上がることはもちろん、本を読むことが楽しくなるかもしれません。

読書をすれば国語の読解問題が解けるようになるか

国語の読解は文章を読むことから始まりますので、読む習慣のある方が、取っ付きやすいのは確かです。そのため、読書が趣味というほど読むことが好きであればよい成績と結びつくでしょう。

しかし、「本を読むのは好きで、よく図書館から借りて読むけど学校の成績に結びつかない」という、生徒もなかにはいます。

同じように読むことに少なくとも苦手意識がないのに、なぜ違いが出るのでしょう?

結論からいうと、読み方の違いがあるからです。

読書好き=国語の読解が得意な人

自分の読み方を例として示すと、読書が好きな人には納得してもらえると思いますが、例えば、小説を読むときに、登場人物を自分の中でキャラ設定をしながら読みます。

それは、自分の頭の中のイメージしたオリジナルの人物だったり、実際の俳優さんを自分の中でキャティングしたりして楽しみながら読みます。

最初はこの主人公は、この俳優さんだったのに、読み進めていくとキャストが変わっていることも多々あります。

それだけ話の中に入っていける人は、読書好きであり、国語の読解ができる人です。

読書の読み方と読解の読み方は別物

そういう人にとって、読書をすることと国語の読解を解くのは同じではありません。

文章を読むという行為は同じかもしれませんが、読書は自分の世界の中で楽しむものであり、自分の主観です。

国語の読解問題は、出題者の意図を理解することで点数が取れるものです。

そのため、自分の考えでなく、どう答えたら正解かを考えて解く必要があります。

「筆者は何を伝えたいか」という設問は、「出題者はどう答えてほしいか」と頭の中で変換して答えることで正解を導くことができます。

読解の問題は、出題者が考えているもので、筆者が考えているものではないのですから。

読解問題の攻略は主観と客観を養う

読書をするには、うまく時間を使うこと集中力が必要です。

そのため、「国語の成績を上げたい読書の習慣のある生徒」は、読書の時間を捻出することができ、本を読む集中力を兼ね備えているのですから、読解の問題を解く際の客観性さえ養えば国語の点数はグッと上がってくるでしょう。