自己肯定感が低いとどう考えるか
何により判断するか
自己肯定感が低いと、他人と自分を比べてしまいます。また自分のことより
人のことが気になり「人に自分がどう見られているか」が判断の基準になります。
これにより我慢をして自分の意見を飲み込んだり、助けて欲しいときに自分一人で我慢しストレスをためることになります。
保護者面談をしていると、家族のことでストレスを受けているお母さんが来られることがあります。
「こどもが勉強しない」「言うことを聞かず反抗する」というのはもちろんですが、「自分は働いて子育てをしているのに誰も手伝ってくれない」「家族が話を聴いてくれない」「自分のことはあと回しにして家のことをしているのに誰も感謝してくれない」というものです。
「認められたい」「愛されたい」というのは当たり前の感情です。お母さんだから我慢しなければならないのではありませんし、やれないことは手伝ってもらえばいいと思います、うまくその気持ちを人に伝える方法を学べばいいのだと思います。
このようなことも自己肯定感が低くなっているからです。
一見自信家で、むしろ自意識過剰ではないかと思われる人にも自己肯定感の低い人はいます。
なぜなら、自意識過剰の人は相手を尊重することなく、相手の意見を受け入れることがないので自分と相手のことを客観的に観ることができていないからです。
だから自己肯定感が高いと自意識過剰にはなりません。
こどもの自己肯定感を高めるために
子どもの自己肯定感を高めるためには、褒めて認めてあげることしかありません。
しかし、よく生徒の保護者の方に、「褒めたら調子に乗って油断するのであまり褒めたくないんです」と言われるのですが、調子に乗せてどんどん動かせて何でも必要なことをやらせればいいと思います。あまり褒められないと「自分は価値がない」「求められていない」と感じ自信をなくしてしまいます。
何かに挑戦して出来たときに、こどもの自己肯定感は高くなります。
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