高校入試間近 入試の数学ここに注意!その3

新傾向問題の増加により、過去問に頼るだけでは解くことが出来ない問題が出てきました。また、会話形式の問題のは読解力が必要不可欠です。

新傾向の問題 注目はコレ!

共通テストの影響もあり、「身近な題材をテーマとした問題」が一気に増えました。

各県が今までに見たことのない問題を出し始めています。

コレを解くには

「文章を読んで理解する読解力」

「文章の流れを追う状況整理力」

「複数の「単元をまたいで考えられる総合力」

など数学のみでなく他の科目にも重視される力です。

また、入試全体の比較的前の方で長文問題が出題されています。

そのため、最初に問題全体を見て時間配分を考えるという対応力が必要になるでしょう。

会話形式問題は読解力が必要不可欠

西日本は入試問題の改革スピードが速く、「会話形式を取り入れた問題」が増えています。

会話式問題は一見文章量が多く、手間が掛かるように見えますが、前半は会話の中身を

きっかけに「基礎知識」を問い、後半は会話の流れを正確に把握し解き進める「読解力」を問

うというようにグラデーションがつけられています。

今までにない問題なので、対策が不可欠です。

合格のためにすること

数学が苦手な人は、「計算・一行」の最初の10問を落とさないよう確実に基本問題の正答率を

上げることに気をつけてください。

「一行問題」の低解答問題例をあげておきます。

入場料が大人一人a円、中学生一人b円の動物園に、大人2人と中学生3人で行ったときの入場料の合計が2,000円以下であった、を不等式で表す。

A、Bの水槽に42Lずつ水が入っていて、AからBに水を移すとAとBの水槽に入っている水の量の比が2:5になった。このときAからBに移した水の量を求める。

2x²-18を因数分解する。

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