高校入試間近 入試の理科ここに注意!

コレに注目!地学

ここ数年地学の計算問題が難化しています。

その原因として地学の計算問題は公式が使えず、

状況に応じて計算をしなくてはならないからです。

特に「飽和水蒸気量」と「地震」はどちらも表やグラフ、図を読み取った上で計算する

必要があり、難易度は高いように感じます。

しかし、出題パターンは決まっているためパターンの問題を解くことで対策できるでしょう。

理科でも算数・数学の知識で解ける!

例えば、1次関数の公式を使った問題、立体図形の表面積、平均+四則計算の文章問題

で解ける内容が出ています。

しかし、1次関数の正解率は50%を超えるのに対し、小学校内容の立体と四則計算は、

かなり低くなっています。

理科の計算問題を苦手としているのならば、割合や比などの小学校内容を復習することが

必要です。

他の教科同様、理科でも「総合力」が重視されており、理科以外の知識を使って解く

問題が増えています。

今年の入試にも同じような問題が出ると思われますので、注意して問題を選んでください。

記述問題はどうなる?

記述問題では、「シベリア気団と降雪量」「物体の体積と水圧の関係」が頻出です。

理科の記述問題は、1県平均で約4.8問出ており、知識を正確にアウトプットするタイプの問題が増え、「知識の文章化」が必須となってきました。

理科においての学習は「覚える」から「説明する」へと変わってきました。

理科は将来社会で役に立つのか

2018年度の「全国学力・学習状況調査」の報告書によると、「理科の学習が、将来社会で役に立つ」と回答した生徒の割合はおよそ55%で、学校の学習が「やらされる」ものになってしまっている感じがあります。

入試では今年も「日常生活の中の理科」を意識させる問題が、全国で工夫を凝らして出題されています。

理科の学習には「なぜ?」「どうして?」の観点を持つことが重要ですが、それは「興味・関心」です。

生活に密着した問題に早くから触れさせることで、理科への興味・関心を高めていき「やらされる」理科から離れることが重要です。

共通テストの影響、会話形式問題の増加

2019年入試で会話形式の問題を出題したのは13県です。中には高度な会話形式問題を含みます。

このように理科の公立高校入試でも読解量が増えつつあります。

このような会話形式問題は全国的に増えると考えられるため、受験学年前に意識的に長文の問題に触れさせ、処理能力をあげておきたいところです。

すべてを選ぶ問題

すべてを選ぶ問題は生物の分野からの出題が圧倒的に多く、その内容もある程度固まってきています。

こういった問題は知識を関連付けて理解することが必要です。

ここ数年地学の計算問題が難化しています。

その原因として地学の計算問題は公式が使えず、
状況に応じて計算をしなくてはならないからです。また、記述問題も増えています。

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