2022年度 福岡県公立高校一般入試志願者数・倍率(筑豊地区ほか)

Public high school  entrance exam

資料:福岡県教育委員会

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公立高校一般入試志願者数・倍率

福岡県教育委員会は、2022年度福岡県立高等学校の一般入試志願者数を発表し、全日制県立高校の志願状況は、推薦入試などの合格者を含め、定員2万1800人に対して、志願者は2万4862人となり、倍率は1.14倍となり前年度より若干上昇していることがわかった。

倍率が高かったのは、修猷館(普通)1.66倍、筑紫丘(普通)1.55倍、東筑(普通)1.37倍、福岡(普通)1.75倍、城南(普通・理数コース)1.23倍、明善(普通・コースを除く)1.42倍、明善(普通・総合文科コース)1.35倍、小倉(普通)1.24倍、春日(普通)1.32倍等で、前年度、倍率が上位だった高校の多くは、さらに志願率が上がっており人気のある高校に出願が集中している。

これに対して、48校のあわせて79学科が定員割れとなってる。

近隣地区もこれに違わず、今年度も昨年に続き定員割れの高校が多く観られる。

公立高校の一般入試は、ほとんどの学校で3月8日に行われ、3月16日に合格が発表される。

定員割れがでた場合、受験生全員が合格できるのか?

定員に余裕があれば合格できるのかというと、そうではない。

それぞれの高校によって合格できる基準点の点数が決まっており、その点数に満たない場合は不合格になる。

高校受験で合格するには、

①願書を提出する際の内申点が、各高校の基準点を超えていること

②基準点以上の受験生の中で、学力試験・調査書・面接の合計点が高い方から合格

以上の条件が必要であり、定員に満たない高校でも基準点に達していない場合は合格できないと思った方が良い。

但し、基準点さえ超えていれば、合格の可能性は定員割れの高校は高くなることから、学校の成績は希望校の基準点を超えるように努力をしておくことが必要だといえる。

高校入試直前に悔やまないために中1・2がすべきこと

コロナウイルスの影響をこれ程までに受けるとは考えもしなかった、2019年のNHK調査では、全国の43%余りの公立高校の入試倍率が定員割れをした。定員割れは今も続いており、今後も続いていくかもしれない。

その背景には少子化だけでなく、高等学校等就学支援金制度も影響していると思われる。

現在、中1・2の生徒は受験生になるまでに、上記のような制度を理解し利用できるのであれば、利用した方が良い、また希望の高校を見学を含め調べておくことは、受験勉強にやる気を起こすモチベーションになるので、早めに調べておくことが大事である。

さらには、今年度定員割れの高校が希望校になる可能性があるので、基準点を超えるように、定期試験では点数を取るなど学校の成績を上げておくことが大事である。

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