国語が苦手な大人の勉強法は「読書」ではありません
国語が苦手な大人の勉強法は「読書」ではありません
「社会人になって国語力がないのを痛感するので、読書をした方が良いですか?」「国語の教科書から復習するのは効果的ですか? 」という質問をよく受けます。
結論から言うと「読書」をしたから、といってすぐに話し言葉や書き言葉が上達する訳ではありません。
国語力は語彙力とイメージする力なので、簡単には身につかないのです。
それに社会人の国語力は学生が国語の問題を解くのとは、少し違います。
学生時代に苦手と感じる科目は、英語と数学が多いのですが、社会人になったら周りとのコミュニケーションが大事になります。
そのため、国語力が気になり出すのは、自分の話し言葉や書き言葉により人格を見定められるように感じるからでしょう。
国語が苦手なまま社会人になったら
社会人になっての国語力は学生時代と違い、相手に合わせてのコミュニケーション能力・常識力が必要になってきます。
社会人になると学校のように近い年齢の人ばかりではありません。
また、相手の話を「聞き方」や「話し方」に様子をみながら態度を変え、相手の要望や 本音の部分を聞き分けなければなりません。さらに、話し言葉と書き言葉をビジネス用に分けなければなりません。
文字で伝えることと、言葉で伝えることは別物ですので、多くの表現を覚え使いこなさなければなりません。
こんな心当たりはないですか?
相手との会話の中で
”さっきの言葉の意味ってどんな意味だろう”
”今この人は何の話してるのだろう”
”一番最初の話は何だったろう?”
と話に追いつけず考えているうちに話が進み、気がついたらおいていかれていて、
相手に呆れられることがしばしば・・・。
”私の人の話を聞いてましたか?”
”説明したこと理解してますか?”
という表情されて、申し訳ないやら情けないやら・・・。
話している相手はもっとイラッとしています。
国語が得意な人は社会人になっても困らないか?
学生のときに国語が得意であっても、社会人になって話し言葉や書き言葉に困らないかというと、そうとも言い切れません。
それは、国語の試験の場合、問題を解くためのテクニックが身についていれば点数は取れてしまうからです。
社会人の国語力は、主にコミュニケーション能力です。
だから、学校の国語のようにマニュアルはありません。
国語力がないまま社会人になると
大きく障害になるものは人間関係です。
「何といわれたかわからない」
「この人は何を言っているのだろう」
「結局何をすればいいのだろう」
仕事に指示に対して理解力がないのは、言葉の意味がわからないことと、言われたことの要点がわからないことと、イメージできないことです。
それは国語の読解問題と同じです。
「気になったから読書を始めるか・・・」という考えだけでは、コミュニケーション能力は上がらないかもしれませんが、しっかり読んで理解することを重ねていけば 、語彙力がつきいろんな分野の本からイメージする力を養うことで読書は力になるでしょう。
国語が苦手なまま大人になってもいいですか?
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