勉強の鬼門 暗記もの対策 「読む」のと「書く」のではどっちがいいか?
勉強をする時に暗記ものは「読む派」か「書く派」か
今までたくさんの生徒をみているので、暗記に関してのやり方は千差万別ですが、 成績の上位者とそうでない生徒ではやり方に違いがあります。
中でも「この人は常人ではないな」と思ったのは、塾講師になるなど露ほども思わなかった中学時代、隣に座った男子をみてのことでした。
その人は先生が黒板に問題を書いた後、みんなが問題をノートに書き写しているときに 暗算し答えだけをノートに書いて提出し、丸をもらってくるのです。
あとは、私のノートをのぞき込んで必死で解いている私に、 「あー、おしい」「あー、違うねぇ」といいながら、ずっとみているので集中力を欠かれるという本当に嫌なやつでした。
その人はノートを取りません。
クラス全員が黒板の文字を1文字も落とすことなく書き写そうとしている時に、授業内容を聞いて暗記してしまうのです。
理由を聞くと「家で勉強するのが面倒くさいから」と答える本当に嫌なやつでした。
結構仲良かったですけどね。
当然、抜群の成績を修めたその人は九州大学の医学部に現役合格し、現在は開業医です。
塾講師になってからは、そのレベルの記憶力を持った生徒に出会ったのは一人だけです。
その生徒も医学部志望でした。その生徒の話は機会があればまた・・・。
暗記物を効率よく覚えるためにはどうするか?
暗記の目的は「覚えること」ではなく、「思い出すこと」です。「書くこと」だけしかしないと作業になるし、時間が掛かるというデメリットがあります。だから、効率がいいのは「読むこと」と言えるでしょう。 何度も読むことは「何度も思い出すこと」です。暗記物は忘れることが前提なので、思い出すことが大事です。
音読か?黙読か?
好みの問題もあるかと思いますので、やりやすい方でいいのですが、社会や・理科の一問一答のような問題は黙読、国語・英語は音読を使う場面が多いように思います。
まとめ
まず読むことで覚えて、書いて確認するのがいいかなと思います。答えを使って自分で問題を作れるようになると完璧です。
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